iphoneは、アプリからウイルスに感染しないといわれていますが、本当なのでしょうか。
ウイルスに感染しないからといって、お使いのiphoneにセキュリティ対策をしていない方は、早めに、ウイルス対策ソフトをインストールすることをおすすめします。
今回は、iphoneにウイルス対策ソフトは必要なのか、どんなウイルス対策ソフトがおすすめなのかについて解説します。
□iphoneにウイルス対策ソフトは必要?
iphoneに施されているウイルス対策は、2つあります。
1つ目は、App Storeでしかアプリをインストールできないようにすることで、ウイルスに遭遇しない対策です。
間違えて怪しいメールの添付ファイルを開いてしまっても、アプリが開けないので、ウイルスには感染しません。
2つ目は、ウイルスを無効化する対策です。
どんなアプリでも、他のアプリに侵入できないようにすることで、情報漏洩を防いでいます。
しかし、iphoneのブラウザは、Webブラウザの機能を悪用するワンクリック詐欺やフィッシング詐欺に非常に弱いです。
iphoneのブラウザには、危険なウェブページをブロックする機能がありません。
ワンクリック詐欺やフィッシング詐欺は、ウイルスではなく、単なるホームページとして作成されているため、iphoneのブラウザはこれをブロックできないのです。
ユーザーがうっかりと個人情報を入力してしまうと、その情報が漏洩する可能性があります。
そのため、iphoneにウイルス対策ソフトをインストールすることで、iphoneにセキュリティ機能を加える必要があるのです。
□おすすめのiphone用のウイルス対策ソフト
おすすめのiphoneのウイルス対策ソフトを3つご紹介します。
*ウイルスバスターモバイル
トレンドマイクロ社のこのソフトは、WebサイトのスキャンやSNSのプライバシー設定機能があります。
また、データバックアップ機能も搭載しています。
*Kaspersky Safe Browser
このブラウザは、Webサイトの脅威防止機能が充実しており、アンチフィッシング機能にも優れています。
iphone全体のセキュリティ対策はできませんが、ブラウザのセキュリティ対策に特化しています。
*Norton 360
シマンテック社のアプリで、紛失時や盗難時にアラームが出せたり、iphoneの位置情報が分かったりします。
24時間のサポート体制があるのも、おすすめするポイントです。
しかし、効果的なのは、紛失時や盗難時のみで、ウイルススキャン機能はありません。
□ まとめ
iphoneは、ウイルスに感染しない仕組みが施されていますが、ブラウザを通した詐欺には弱いため、ウイルス対策ソフトを入れることでセキュリティ機能を加える必要があります。
まだ、iphoneにセキュリティソフトを入れていない方は、この機会にインストールしましょう。