拾ったiPhoneを売却しようと考える前に、1度深呼吸してください。
その一瞬の判断が、後々大きなトラブルを引き起こす可能性があります。
今回は、拾ったiphoneを売るリスクと適切な対処法について解説します。
また自分がiphoneを落とした時に、どうすれば良いのかも解説するので、ぜひ参考にしてください。
□拾ったiPhoneを売るのはリスクがあります!
拾ったiPhoneを自分のものにしようとする行為は、遺失物横領罪に該当する可能性が高いです。
この罪は、拾った物を適切な場所に届けずに自分のものにする行為を指します。
遺失物横領罪に問われると、罰金や懲役刑が科される可能性もあります。
そのリスクを冒してまで、拾ったiphoneを売る価値はあるでしょうか。
また、iphoneの持ち主を変更するには、アクティベーションを解除する必要があります。
この機能は、「iPhoneを探す」がオンになっていると自動的に有効になります。
さらに、パスコードや指紋認証などでiphoneがロックされているため、解除するのは難しいでしょう。
もし、拾ったiphoneのロック解除ができても、iphoneには個体識別番号が設定されており、
この個体識別番号がAppleのサーバーに送信されると、そのiPhoneの位置が特定されてしまいます。
また、SIMカードは携帯会社からの貸与品であり、勝手に処分すると法的な問題が起きる可能性があります。
拾ったiphoneは、警察や施設の管理室に届けることが最も適切です。
警察に届ける時間がない場合でも、見つけやすい場所に置いておくと、落とした人が「iphoneを探す」機能で容易に発見できます。
□iphoneを落とした時の対処方法とは?
iphoneを落とした時は、3つのことをしましょう。
*自分のiphoneに電話をかける
まずは、自分のiphoneに電話をかけてみましょう。
拾ってくれた人が応答してくれる可能性があります。
この方法は特に、iphoneを失くしてから時間がたっていない場合に有効です。
*警察に届け出る
電話しても通じない場合は、近隣の交番や警察署に届け出をしましょう。
*「iphoneを探す」機能を活用
「iphoneを探す」機能と「位置情報サービス」をオンにしておくことで、自力で探索できます。
「iphoneを探す」機能は、設定の画面からiCloudを開き、「iphoneを探す」機能をオンにしましょう。
また、「位置情報サービス」は、設定の画面のプライバシーのところから設定できます。
□まとめ
iphoneを拾った時は、売るのではなく、警察に届けましょう。
自分のものにして、売ると、遺失物横領罪になって、罰金や懲役刑が科される可能性があります。
また、iphoneを落とした時は、まず電話をしてみて、拾った人がいるか確かめてください。
普段からiphoneを落とした時の対策として、「iphoneを探す」機能や「位置情報サービス」をオンにしておきましょう。