中古でスマートフォンを購入したいという方に人気なのが、未開封の製品です。
しかし、「未開封」と「未使用品」の違いについて、あまりよくわかっていないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、「未開封」という状態が何であるか、その価値や意味を解説します。
購入する際や販売する際に有用な情報を得るため、ぜひ最後までお読みください。
◻︎未開封と未使用品の違いとは？
未開封と未使用品との間にはさまざまな面で違いがあります。
ここでは、その違いについて3つご紹介します。
1:保証の開始時期
未開封品は、Appleに製品登録がされていないため、保証が始まっていません。
これは、オンライン購入した場合に特に見られる状態です。
一方で、未使用品は店舗で購入し、一度開封された場合、保証が始まることが多いのです。
2:商品の状態
未開封品は、出荷されたときと同じ状態であり、箱の封も切られていません。
未使用品も新品であることは変わりませんが、初期フィルムが貼られている場合もあり、その状態は未開封品とは異なります。
未使用品は、傷が付いていないとはいえ、未開封品と同じ条件を満たしているわけではないのです。
3:価値の違い
未開封品は、保証が始まっていないため、その価値は高くなります。
一方未使用品は、保証が始まっている場合が多く、それが価値に影響を与えるのです。
このような違いを理解することで、購入や販売の際に有利な選択ができるでしょう。
◻︎なぜ未開封品は高価なのか？
以上の情報を踏まえて、ここからはなぜ未開封品は高価なのか解説します。
＊Appleの保証が未開始
先ほども解説した通り、未開封品が高価である理由の一つは、Appleの保証が未開始であることです。
保証期限は通常1年間または2年間となりますが、未開封品では保証が始まっていないため、買い取り価格が高くなるのです。
＊キャリアによる制限のリスクが低い
多くの人が携帯キャリア契約でiPhoneを購入しますが、その場合、店頭で動作確認が行われ、自動的に新品未使用品扱いになります。
しかし、Apple公式で購入した未開封品は、動作確認も行われていない状態であるためキャリアによるSIMロックや利用制限のリスクが低いのです。
このような制限を受けるリスクが低いため、未開封品は高価であるとされています。
◻︎まとめ
未開封と未使用品、一見似ているようでありながら、その背後にはいくつかの違いが潜んでいます。
保証の開始時期や商品の状態、さらにはキャリアによる制限など、多角的な視点からその違いを理解することが重要です。
この記事を通じて、未開封品の真の価値とその魅力を理解できたなら、次回の購入や販売がより有意義なものとなるでしょう。
