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iPhoneの名前を変える方法とは?!プライバシーを守るための設定変更

iPhoneの名前は、初期設定ではApple IDに登録された名前が自動で設定されるため、多くの場合「〇〇〇〇(本名)のiPhone」という表示になっています。
この名前は、AirDropやインターネット共有などの際に他のデバイスに通知されることがあります。
そのため、プライバシーの観点から、本名から変更しておくことが推奨されます。

*名前変更の手順

iPhoneの名前を変更する方法は、主に2つあります。

1:設定アプリから変更する
最も一般的で簡単な方法です。

  1. 「設定」アプリを開きます。
  2. 「一般」をタップします。
  3. 「情報」をタップします。
  4. 「名前」の項目をタップし、新しい名前を入力します。
  5. 入力が完了したら、「完了」をタップします。

2:iTunesを使用して変更する
パソコンをお持ちで、iTunesを利用したい場合におすすめの方法です。

  1. iPhoneをパソコンに接続し、iTunesを起動します。
  2. iTunesの左上にあるデバイスアイコンをクリックし、接続されているiPhoneを選択します。
  3. デバイス情報が表示される画面で、iPhoneの名前をクリックします。
  4. 新しい名前を入力し、Enterキーを押します。

*名前変更の確認方法

名前を変更した後、正しく反映されているか確認するには、以下の方法があります。

  • 設定アプリで確認する
    上記「名前変更の手順」の1と同様に、「設定」>「一般」>「情報」と進み、「名前」の項目で変更後の名前が表示されているか確認します。
  • AirDropで確認する
    別のiPhoneやiPadなど、AirDropが利用できるデバイスを用意し、AirDropの受信待機状態にします。

その後、名前を変更したiPhoneからAirDropで項目を送信しようとすると、送信元デバイスとして変更後の名前が表示されるはずです。

  • iTunesで確認する(PC接続時)
    iTunesでiPhoneを接続した際に、デバイス名として変更後の名前が表示されているか確認します。

□名前変更でプライバシーを守る

iPhoneの名前を本名のままにしておくと、意図しない形で個人情報が他人に知られてしまうリスクがあります。

特に、AirDropやインターネット共有といった機能を利用する際に、自分の名前が周囲に表示される可能性があります。

近年、スマートフォンの普及に伴い、様々な機能が私たちの生活を便利にしていますが、その一方で、プライバシーに関する懸念も増しています。
iPhoneの名前もその一つであり、初期設定のままにしておくと、思わぬ形で個人情報が流出するリスクを孕んでいます。

*名前が本名であるリスク

iPhoneの名前が本名である場合、AirDropなどを通じて、知らない人に自分の名前を知られてしまう可能性があります。

近年では、AirDropを利用した迷惑行為も報告されており、個人情報が特定されることで、思わぬトラブルに巻き込まれるリスクも考えられます。

例えば、公共の場でのiPhoneの発見や、紛失した際に、拾った人がAirDropで送られてきたファイルからあなたの本名を知ってしまう、といったケースが考えられます。

また、インターネット共有(テザリング)をオンにしたままにしておくと、周囲の人が接続した際にiPhoneの名前が表示されるため、本名が知られてしまうこともあります。

具体的には、カフェや公共の場でインターネット共有をオンにしていると、近くにいる人が接続を試みた際に、あなたの本名が表示され、個人情報が知られてしまう可能性があるのです。

これは、意図せずとも、自分の名前が周囲に公開されてしまう状況と言えます。

*名前変更によるプライバシー保護

iPhoneの名前をニックネームや好きな名前に変更することで、これらのリスクを軽減できます。

これにより、AirDropなどで名前が表示されても、個人情報が特定されることを防ぎ、プライバシーを守ることができます。

例えば、「iPhone」や「My iPhone」といった一般的な名称に変更したり、あるいは親しい友人とのみ共有するようなニックネームに変更することで、不特定多数の人に本名を知られることを避けることができます。

これにより、AirDropでファイルを受け取った相手に「〇〇(本名)さんのiPhone」と表示される代わりに、「〇〇(ニックネーム)のiPhone」と表示されるため、相手はあなたの個人を特定しにくくなります。

インターネット共有の場合も同様に、接続しようとした人が見るデバイス名が本名でなければ、個人情報が漏れるリスクを低減できます。

名前の変更は簡単に行えるため、セキュリティ意識を高めるためにも、ぜひ実施しておきましょう。

この一手間をかけるだけで、デジタル空間でのプライバシー保護レベルを格段に向上させることができるのです。

□名前変更が反映されない時

iPhoneの名前を変更したにも関わらず、正しく反映されない場合があります。

このような場合は、いくつかの対処法を試すことで解決できることがあります。

iPhoneの操作は直感的で簡単ですが、時には予期せぬ不具合が発生することもあります。
名前変更がすぐに反映されない場合も、焦らずに以下の対処法を試してみてください。

*再起動での対処

一時的なソフトウェアの不具合が原因で名前変更が反映されないことがあります。

iPhoneを再起動することで、これらの問題が解消される場合があります。

ソフトウェアは常に複雑な処理を行っており、一時的なエラーが発生することは珍しくありません。
iPhoneの再起動は、これらのソフトウェア上の問題をリセットし、システムをクリーンな状態に戻す効果があります。

  1. iPhoneの側面にあるスリープ/ウェイクボタンを長押しします。
  2. スライドして電源をオフにします。
  3. 再びスリープ/ウェイクボタンを長押しして電源を入れます。

再起動後、再度名前変更の手順を行い、反映されるか確認してみてください。

この操作は、iPhoneのシステムを一度リセットし、正常な状態に戻す効果が期待できます。

多くの軽微な不具合は、この再起動だけで解消されることが多いため、まず試すべき基本的な対処法と言えます。

*iOSアップデートでの対処

お使いのiOSのバージョンが古い場合、最新の機能が正常に動作せず、名前変更が反映されないことがあります。

iOSを最新バージョンにアップデートすることで、問題が解決する可能性があります。

Appleは定期的にiOSのアップデートを提供しており、これにはバグ修正やセキュリティ強化、新機能の追加などが含まれています。
古いバージョンのiOSを使用していると、最新の機能が正しく動作しない、あるいは予期せぬ不具合が発生する可能性があります。

  1. Wi-Fiに接続されていることを確認します。
  2. 「設定」アプリを開きます。
  3. 「一般」をタップします。
  4. 「ソフトウェア・アップデート」を選択します。
  5. 新しいアップデートが利用可能な場合は、「ダウンロードしてインストール」をタップします。
  6. パスコードを求められた場合は、入力します。

アップデート完了後、再度名前変更を試してみてください。

iOSのアップデートには、バグ修正や機能改善が含まれているため、名前変更に関する不具合も解消されることがあります。

最新のiOSにアップデートすることで、iPhone全体のパフォーマンスが向上し、より安定した動作が期待できます。

それでも解決しない場合は、時間を置いてから再度試みるか、Appleサポートに相談することをおすすめします。

Appleサポートでは、より専門的なアドバイスや、個別の状況に応じた解決策を提供してもらえる場合があります。

電話やチャットでの問い合わせ、あるいはApple Storeでの直接のサポートなど、様々な方法で相談することが可能です。

□まとめ

iPhoneの名前は、AirDropなどで表示されるため、プライバシー保護の観点から本名から変更しておくことが大切です。

設定アプリやiTunesから簡単に名前を変更できます。

もし名前変更が反映されない場合は、iPhoneの再起動やiOSのアップデートを試してみてください。

これらの手順で、安全かつ快適にiPhoneをご利用いただけます。

iPhoneをよりパーソナルで安全なデバイスとして活用するために、名前の変更は非常に有効な手段です。
この機会に、ご自身のiPhoneの名前を見直し、プライバシー保護に努めましょう。