音楽やビデオなどのメディアファイルを管理しているiTunesライブラリのバックアップは、多くのユーザーにとって欠かせない作業となっています。
しかし、この重要なプロセスを始める前に、いくつかの確認事項があります。
本記事では、iTunesライブラリを外付けハードディスクにバックアップする前の準備と、その具体的な手順を紹介します。
データを守るための知識を深め、安心してバックアップを行いましょう。
□バックアップを取る前に確認しましょう!
*外付けハードディスクの準備
外付けハードディスクが手元にあれば、それを使ってバックアップを取ります。
しかし、ただあるだけでは不十分です。
iTunesライブラリをすべて収められるだけの空き容量があるか、確認する必要があります。
*ライブラリのサイズを把握
次に、iTunesライブラリの全容を知ることが重要です。
iTunesフォルダのプロパティをチェックして、必要な容量を確認しましょう。
*ライブラリの整理
iTunesに登録されているメディアファイルをiTunes Mediaフォルダに統合することで、バックアップの完全性を保ちます。
ファイル、ライブラリ、ライブラリを整理の順に進み、ファイルを整理することで、ライブラリの統一を図りましょう。
□iTunesのバックアップを外付けディスクで取る方法
外付けディスクへのバックアップは、データの安全を確保する上で非常に有効な手段です。
1.バックアップデータのフォルダを削除
まずは、現在のバックアップデータが保存されているフォルダを削除します。
ただし、これまでのバックアップデータは大切な財産ですので、別の場所に保管することをお勧めします。
2.外付けハードディスクにフォルダを作成
次に、新しいバックアップデータのためのフォルダを外付けハードディスク上に作成します。
フォルダ名は「Backup」とし、整理された状態で次のステップに進みます。
3.シンボリックリンクの作成
コマンドプロンプトを使って、外付けハードディスクの「Backup」フォルダとiTunesのバックアップデータが保存される場所との間にシンボリックリンクを作成します。
これにより、iTunesは外付けハードディスク上のフォルダをバックアップの保存場所として認識するようになります。
□まとめ
今回は、iTunesライブラリを外付けハードディスクにバックアップする前の確認事項と、その具体的な手順をご紹介しました。
バックアップは、デジタルデータを守るための重要なプロセスです。
この記事を参考に、大切なメディアファイルを安全に保管し、万が一の時も安心できるようにしましょう。