音楽を愛するすべての人々にとって、AirPodsは日常の一部となっています。
しかし、時にはAirPodsが期待通りに機能しないこともあり、そのような時には適切な対処法を知っておくことが重要です。
この記事では、AirPodsの調子が悪い時に試せる対処法と、無償で交換可能なAirPods Proの条件について解説します。
□AirPodsの調子が悪い時の対処法
1.AirPodsをきれいにする
AirPodsの音がこもっていると感じたら、ゴミやほこりが原因かもしれません。
糸くずの出ない乾いた布で優しく拭くことから始めてください。
マイクロファイバーの布は、AirPodsを傷つけることなく汚れを取り除くのに適しています。
イヤーチップがある場合は、これを取り外して水で洗い流し、完全に乾燥させてから再装着することが大切です。
2.スピーカー部分を念入りに掃除する
耳垢がスピーカー部分に詰まると、音が遠く感じられることがあります。
乾いた綿棒でスピーカーのメッシュ部分をやさしく拭き取ることで、音質を改善できます。
AirPods Proのようにイヤーチップがあるモデルでは、イヤーチップを外してから、柔らかい毛のブラシで汚れを除去してください。
3.充電ケースを拭く
AirPodsのケースも清潔に保つことが重要です。
ケースの汚れはAirPodsの充電問題を引き起こす可能性があります。
乾いた布で拭くか、アルコールを少量含ませた布で拭き取りましょう。
ただし、充電ポートにアルコールが入らないように注意し、ケースを完全に乾かしてから使用してください。
4.AirPodsをリセットする
AirPodsの不具合が解消されない場合は、リセットが有効です。
AirPodsを充電ケースに入れ、蓋を閉めた後、30秒待ってから蓋を開けます。
その後、設定ボタンを長押しして、ステータスランプが白く点滅するまで待ちます。
これでAirPodsはリセットされ、再びBluetoothデバイスに接続する準備が整いますよ。
□無償交換できるAirPods Pro
*無償交換の条件
2020年10月以前に製造されたAirPods Proが対象で、特定の音質問題が認められた場合に限ります。
異音が発生したり、アクティブノイズキャンセリングの機能に問題がある場合、無償での交換が可能です。
低音の欠落や背景音の増幅など、音質に関する問題が対象となります。
*修理プログラムの期間延長
Appleは、修理プログラムの適用期間を「最初の小売販売日から3年間」に延長しました。
これにより、発売から2年が経過しても、まだ交換を受けていないユーザーに対するサポートが強化されています。
対象のAirPods Proをお持ちの方は、Appleのサポートページで詳細を確認してください。
□まとめ
AirPodsの調子が悪い時には、まず清潔さを確保し、リセットを試すことが基本です。
また、特定の問題を抱えるAirPods Proには無償交換の選択肢があります。
これらの対処法を活用して、音楽を愛する毎日を、最高の状態で楽しんでください。