今まで使っていたmacを手放す際、最大限の価値を引き出し、次のユーザーにも良好な状態で渡したいと考えるのは自然なことです。
しかし、どうしたら価値を下げずに売却できるのかわからない方も多いかもしれません。
この記事では、macを売却する前に行うべき準備と手順を解説し、macを安心して取引できる状態にする方法を紹介します。
□macを売る前に確認すること！スペックチェックからデータバックアップまで
macを売る前に2つ確認することがあります。
これらを怠るとmacの価値が大きく損なわれてしまう可能性もありますので気を付けてください。
1.スペックチェック
macを売る前には、モデル情報のチェックをする必要があります。
「このmacについて」から詳細スペックをチェックしましょう。
これにはモデル名、製造年、バージョン、メモリ、CPUの情報が記載されています。
正しい情報を伝えることで、macの価値が適切に評価され、買い手との信頼関係が築かれます。
スペックがわからない方は当社に持ち込んで頂ければそのまま買取いたします。
2.データのバックアップ
重要なデータをバックアップします。
文書、写真、音楽など、個人的なデータはiCloudや外付けHDDを使ってバックアップしましょう。
iCloudではAppleメニューからシステム設定を選択し、自分の名前をクリック後、右側のiCloudを選び、バックアップ設定します。
また、「Time machine」を使用して定期的にバックアップすることも可能です。
完全に消去してしまうと二度と取り戻せなくなる可能性もありますので気を付けてください。
□安全な取引のためのmac初期化とは？アカウント解除からNVRAMリセットまで
安全な取引のためにはmacのデータを削除しておくことが欠かせません。
以下に大きく2つの重要なポイントを紹介します。
＊アカウント解除と初期化
macを売る前に、iTunesやiCloudからサインアウトし、iMessageを解除し、Bluetoothデバイスのペアリングを解除することが必要です。
これにより、あなたの個人情報が保護され、macが新しいユーザーに安全に渡される大きな一歩となるでしょう。
＊NVRAMリセット
NVRAMリセットは、macの設定を工場出荷時にリセットする手段です。
macをシャットダウン後、電源を入れてすぐに「option」「command」「P」「R」キーを同時に押し続けることで、NVRAMがリセットされます。
□まとめ
macを売る前に、スペックのチェック、データのバックアップ、アカウントの解除、そしてNVRAMをリセットすることで、macは最大限の価値で取引できる状態にできます。
これらの手順を適切に行うことで、次の所有者にも満足感を提供し、責任のある取引が実現します。
この記事で紹介した情報を参考に後悔のないmacとの別れにしてください。
