iPhoneを長く利用しているとバッテリーを交換する必要が生じることがあります。
このとき、修理業者などにiPhoneを持ち込み、バッテリーを交換してもらうことになりますが、多くの方が「バッテリーを交換する前にやっておくべきことはあるのか」と疑問におもうことでしょう。
そこで今回は、バッテリー交換の前にやっておくべきことをご紹介します。
□iPhoneのバッテリー交換を行うタイミングの目安
＊交換の目安は2～3年
iPhoneのバッテリーは、一般的に2～3年で交換が必要とされています。
Appleの公式サイトでは、バッテリーの最大容量が80％未満になった際の交換を推奨しています。
バッテリーの最大容量が80%未満ということは、単純に考えるとバッテリーの性能が新品時の80%未満になっているということです。
使用状況や環境によって劣化のペースは異なりますが、こうした目安は交換のタイミングの参考になります。
特に頻繁に使用する方は、劣化が早まる可能性が高いため注意が必要です。
＊劣化状況の確認方法
iPhoneのバッテリーの劣化状況を知るためには、設定アプリから確認が可能です。
「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態」から、最大容量をチェックできます。
iOS13以降のモデルではこの方法が利用できます。
早めの確認で、適切なタイミングでの交換を逃さないようにしましょう。
□iPhoneのバッテリー交換をする前にやるべきこと
1.初期化の可能性に備える
バッテリー交換時に、iPhoneが初期化されることは基本的にはありません。
しかし、交換中に別の問題が発見された場合、初期化の可能性が出てきます。
また、データの消失リスクも考慮し、事前に確認することが大切です。
特に、配送での依頼の場合、初期化が必要となることがあります。
2.データのバックアップを取っておく
初期化やデータ消失のリスクを考慮し、バッテリー交換前には必ずバックアップを取ることを推奨します。
iTunesやiCloudを利用して、簡単にデータの保存ができます。
iCloudでは、5GBまでの無料容量が提供されています。
無料容量では足りないという場合は、Googleフォトなどのサービスを利用するのも1つの方法です。
□まとめ
今回は、iPhoneのバッテリー交換をする前にやっておくべきことについて解説しました。
バッテリー交換を行う前には、データのバックアップを取っておくことが非常に重要です。
貴重なデータを失わないためにも、忘れずに行うようにしましょう。
