電源がつかないiPhoneはただの故障品ではなく、未だ価値を秘めた存在です。
故障したiPhoneでも買取に出せるのか、不安に思う方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、電源がつかないiPhoneでも買取が可能な理由と、買取を拒否されるケースについてご紹介します。
□電源がつかないiPhoneでも買取可能な理由とは?
*修理による再利用の可能性
電源がつかないiPhoneでも、専門家の手によって修理され、再び機能する可能性があります。
iPhoneは高度な技術で製造されており、完全に機能を失うことは稀です。
修理により、これらのデバイスは再び市場に戻れるのです。
この再利用の可能性が、電源がつかないiPhoneの買取を可能にしています。
*部品の価値
iPhoneの各部品は、それ自体が高い価値を持っています。
たとえデバイス全体が機能しなくても、個々の部品は他のデバイスの修理や製造に再利用されることが多いです。
画面、バッテリー、カメラなど、これらの部品は単体でも価値が認められ、買取の対象となります。
*他製品への加工利用
完全に機能しなくなったiPhoneでも、その部品は他の製品に加工して使用できます。
特に半導体などの部品は、他の電子機器に再利用されることが多く、これが買取の大きな理由となっています。
故障したiPhoneの中にも、他の製品を作るための貴重な資源が眠っているのです。
□買取できないケースもある!
1.リセット不可能な状態
iPhoneを買取後に再販する際、デバイスの全ての設定や情報をリセットし、工場出荷状態に戻す必要があります。
しかし、電源が入らないためリセットが不可能なiPhoneは、個人情報の漏洩リスクを孕んでいるため、買取が拒否されることがあります。
このような状態のiPhoneは、買取業者にとってリスクが高く、取り扱いを避ける傾向にあります。
2.バッテリーの膨張
バッテリーが膨張し、画面とフレームの間に隙間が生じたり、画面が湾曲したりする状態のiPhoneは、買取が困難です。
バッテリーの膨張は、液晶への負荷や発火・破裂のリスクを高めるため、非常に危険です。
このような状態のiPhoneは、修理コストが高くなるため、買取しても利益が見込めず、買取を拒否される可能性が高いでしょう。
□まとめ
今回は、電源がつかないiPhoneでも買取が可能な理由と、買取を拒否されるケースについてご紹介しました。
電源がつかないiPhoneには、修理や部品の再利用、他製品への加工などのさまざまな価値があります。
しかし、リセットが不可能な状態やバッテリーの膨張など、買取が困難なケースも存在します。
ご紹介した情報を理解したうえで買取に出しましょう。