iPhoneの初期化時にApple IDのパスワードを忘れた経験はありませんか。
この問題は多くのユーザーにとって頭を悩ませるものです。
Apple IDのパスワードを忘れた場合の対処法や、関連するよくある疑問を解決するためのヒントをスマホに精通した当社がこの記事で解説します。
□iPhone初期化時のApple IDパスワード忘れ対策
初期化を行うために、ここでは以下2つの方法を紹介します。
*リカバリモードを活用し、iPhoneを強制的にリセットする
iTunesを使用して、リカバリモードを利用し、Apple IDのパスワード入力なしで、iPhoneを強制リセットする方法を紹介します。
1.PCでiTunesを立ち上げ、iPhoneの電源を切ります。
2.モデルに応じて、適切なボタンを押しながら、USBでiPhoneをPCに接続し、リカバリモードに移行しましょう。
3.PC上で表示されるデバイスアイコン>「デバイスの復元」を選び、しばらく待つと、iPhoneがリセットされます。
*他のiOSデバイスの「探す」機能を利用して、iPhoneをリセットする
同じApple IDを使用している他のiOSデバイスがある場合、そのデバイスの「探す」機能を使って、iPhoneをリセットできます。
1.初期化したいiPhoneと同じApple IDでログインしている別のiOSデバイスの「探す」アプリを起動します。
2.「デバイスの探索」を選び、対象のiPhoneを選択しましょう。
3.「デバイスの完全消去」を選び、指示に従って操作を完了すると、iPhoneがリセットされます。
これらの手順を適切に行うことで、Apple IDのパスワードを忘れた場合でも、iPhoneの初期化が可能になります。
□Apple IDやパスワード忘れ時のよくある疑問
Apple IDやパスワードの喪失時に関する初期化手順について解説してきましたが、ここでは初期化時の一般的な疑問点に触れてみましょう。
1.iPhoneをリセットした場合、Apple IDはどう影響を受けるのか
Apple IDはAppleのサーバー上で保管されているため、直接消失することはありません。
ただし、もしパスワードを失念している場合、そのIDを利用するには再度設定が必要となります。
さらに、Apple IDのパスワードが不明なままでiPhoneやiPadをリセットすると、デバイスの起動時にアクティベーションロックがかかり、それを解除することが難しくなる場面も考えられるでしょう。
したがって、リセット時にはApple IDの情報もクリアすることを推奨します。
2.iPhoneがどうしてもリセットできない場合の対応はどうしたらいいのか
確かに、iPhoneに何らかの不具合が生じていたり、iTunesがデバイスを認識しない等の事情で、リセットが困難な状況も考えられます。
その際は、iPhoneをリカバリーモードに切り替え、強制的にリセット状態に移行させる方法をお試しいただけます。
そして、iTunesとの接続を試みて、リセットの実行が可能です。
それでもリセットが実行できない場合は、当社のようなプロの技術者による診断や修理を受けることを検討してみると良いでしょう。
これらの対応を適切に進めることで、Apple IDやパスワードの問題を解消し、安心してデバイスを利用できるようになります。
□まとめ
iPhoneの初期化やリセットを行う際に、Apple IDやパスワードを忘れてしまった場合、多くの方にとって深刻な問題でしょう。
そんな問題を解決するために本記事で紹介した手法やQ&Aをぜひ参考にしてください。
問題が解決しない場合や更なるサポートが必要な場合は、スマホ修理・買取のプロフェッショナルとして当社にお気軽にご相談ください。