多くのiPadユーザーが経験する、突然の画面の線。
技術的な知識がないと、何が原因でどう対処すればいいのか分からないことも。
この記事では、iPadの画面に線が出る主な原因と、それに対する自力での直し方を紹介します。
線が出たiPadをお持ちの方は、ぜひ参考にしてみてください。
□iPad画面の線の主な原因
1.水没
近年のiPhoneは耐水仕様となっていますが、iPadはそのような仕様ではありません。
特に、iPadはiPhoneよりも浸水リスクが高いとされています。
水没すると、内部の部品に水が浸透し、画面に線が出ることがあります。
特に、水回りでの使用や雨の日の外出時などは、iPadの取り扱いに十分な注意が必要です。
2.システムエラー
iPadのシステムエラーも、画面に線が出る原因の1つです。
画面出力するための信号が正しく送られていない場合、このような症状が発生することがあります。
物理的なダメージがなくても、このエラーが原因で線が出ることが考えられます。
専門家でないと判断が難しい場合もあるため、注意が必要です。
3.物理的な衝撃
iPadを落としたり、強く押し付けたりすると、画面にひびが入ったり、液晶が割れることがあります。
これらの症状は目視で確認できることが多いため、すぐに修理の必要性を感じられます。
しかし、見た目にはわからない内部のダメージも考えられるため、定期的な点検がおすすめです。
4.ウェットシートの使用
日常的にiPadの画面を拭く際、ウェットシートを使用する人も多いです。
しかし、ウェットシートに含まれるアルコールが原因で線が出ることがあります。
特に、保護フィルムなしの画面はアルコールに触れると線が出やすい傾向にあります。
そのため、画面のお手入れをする際は、アルコールフリーのクリーナーを使用しましょう。
□iPad画面の線の自力での直し方
すぐに修理に出す前に、iPad画面の線を自力で直す方法がいくつかあります。
これらの方法は、ソフトウェアの不具合が原因の場合に有効です。
*再起動
再起動は、多くの電子機器のトラブルシューティングで最初に試す方法です。
iPhoneの機種によって再起動の方法が異なりますが、この方法で線の問題が解消することがあります。
*初期化の準備と実行
再起動だけでは解決しない場合、次に試すのは初期化です。
しかし、初期化を行うとデータが全て消去されるため、事前にバックアップを取ることが大切です。
iCloudやiTunesを利用して、データの保存を行いましょう。
バックアップが完了したら、初期化を行い、問題が解消するか確認します。
□まとめ
iPadの画面に線が出る原因は様々です。
水没や物理的な衝撃、システムエラーやウェットシートの使用など、様々な要因が考えられます。
この記事を参考に、原因を特定し、適切な対処法を試してみてください。
そして、日常的な取り扱いにも注意を払い、長く快適にiPadを使用しましょう。