iPhoneでの写真を誤って完全削除してしまい、大切な思い出が消えてしまったと感じることでしょう。
実は、iPhoneから完全に削除したと思われる写真でも、適切な手順を踏めば復元できるかもしれません。
この記事では、その具体的な手順を詳細に解説します。
□完全削除した写真をiPhoneのバックアップから復元する方法
ここで紹介する方法は、バックアップが自動設定されているか、手動でバックアップをとっている場合に有効です。
＊iCloudを利用した復元方法について
1.バックアップした最新の日時とサイズを確認
iPhoneを起動 → 「設定」 → 「apple ID」 → 「iCloud」 → 「ストレージ管理」 → 「バックアップ」の順に選択します。
2.実際に復元
具体的な手順は、「設定」→「一般」 → 「リセット」 → 「すべてのコンテンツと設定を消去」 → 「iCloudバックアップから復元」 → 「バックアップを選択」の順です。
この後、選択したバックアップから写真が復元されます。
＊iTunesを利用した復元方法について
まず、iTunesにバックアップした写真を復元するための前準備を行います。
具体的な手順は、パソコンからiTunesを起動 → 「メニューから設定」 → 「iPad、iPhone および iPadを自動的に同期しないにチェックをつける」 → 「OK」 の順です。
次に、iPhoneをライトニングケーブルで接続し、写真の復元を実行します。
具体的な手順は、iPhoneを接続後、バックアップ欄から「バックアップを復元」 → 「iPhoneの名前」 → 「前回のバックアップ日時」 → 「復元」 の順にクリックすれば、写真が復元されます。
□iCloudを使用して完全削除した写真を復元するステップ
バックアップなしの場合でも、サーバーには一時的に残っている可能性があります。
そのため、特定のツールを使用して、完全削除された写真を復元できます。
ここでは、CopyTrans Cloudlyというツールを使った復元方法を紹介します。
CopyTrans Cloudlyは、iCloudから削除された写真を復元するための専用ツールとして開発されています。
Apple IDとパスワードを入力し、iCloudフォトライブラリにログインします。
この際、2ファクタ認証を有効にしている場合は、確認コードの入力が必要です。
iCloudフォトライブラリの読み込みが完了したら、「復元」ボタンをクリックします。
この操作により、削除された写真・動画が復元されます。
復元が完了したら、「・・・のiCloudから復元した写真」フォルダで復元した写真やビデオを確認できます。
このフォルダには、復元された写真やビデオが一覧表示されます。
□まとめ
iPhoneから誤って写真を削除してしまった場合でも、適切な手順とツールを使用すれば、復元が可能です。
今回の記事を参考に、大切な写真・動画の復元を試してみてください。
本記事が読者の方のお役に立てれば幸いです。
