「リンゴループ」という症状は、予期せず突然現れるため、原因の特定が難しいと感じることが多いです。
この記事では、リンゴループの原因と具体的な対処法を解説し、ユーザーが自分で問題を解決できるヒントを解説しております。
iPadユーザーで自分で問題を解決したいと考える方へ、この記事は特におすすめです。
□iPadでアップルマークから進まないことが起きる主な原因
1.バッテリー劣化が原因で起こる
長年使用しているiPadでバッテリーの交換をしていない場合、バッテリーの劣化が疑われます。
劣化したバッテリーは、本体を起動するための電力を供給できず、リンゴループが発生することがあるのです。
特に、バッテリーの持ちが異常に悪い、フロントパネルとフレームの間に隙間が空いている、4年以上バッテリーの交換をせずに使用している場合は注意が必要です。
2.基板故障が原因で起こる
iPadの基板が水分によってショートすると、リンゴループが発生することがあります。
特に、iPadを水没させた場合や、水に濡らしてしまった場合は、基板の故障が考えられます。
基板はiPadの全ての機能を司る部分であり、故障すると多くの不具合が発生します。
3.ソフトウェアエラーが原因で起こる
iPadは、iOSというソフトウェアによって動作していますが、そのiOSの不具合や、非公式の場所からインストールされたアプリが原因でリンゴループが発生することがあります。
特に、非公式の場所からのアプリインストール後にリンゴループが発生する場合、そのアプリが原因である可能性が高いです。
4.iOSアップデートの失敗が原因で起こる
アップデート中に問題が発生すると、リンゴループの原因となることがあります。特に、アップデート中に電波が切れたり、電源を切ったり、ストレージが足りない場合に注意が必要です。
5.物理的破損が原因で起こる
画面の割れやカメラの故障など、iPadの部品が物理的に破損するとリンゴループが発生することがあります。
特に、ホームボタンやカメラなどの生体認証に関わる部分の破損は、リンゴループの原因となることが多いです。
□iPadでアップルマークから進まなくなった際の具体な対処法
1.iOSを再度インストールする
iOSの再インストールは、PCを使用してiTunesから行うことが推奨されます。
この方法は、iOSが原因の場合に特に効果的です。
2.セーフモードで起動する
セーフモードは、iPadの機能を制限して起動するモードです。
これにより、アプリが原因であるかどうかを確認できます。
3.強制的に再起動する
ホームボタンと電源ボタンを同時に約10秒間押し続けることで、iPadを強制再起動できます。
この方法は、簡単に試せるため、まずはこちらを試してみることをおすすめします。
□まとめ
iPadの「リンゴループ」は、多くのユーザーを困らせる突然のトラブルです。
しかし、上記の方法を試すことで、多くの場合、問題を解決できます。
トラブルに直面した際は、冷静に対処法を試してみましょう。
そして、定期的なバックアップや、非公式のアプリのインストールを避けるなど、予防策も心がけることで、リンゴループのリスクを減らせます。
