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Macで動く壁紙を設定してデスクトップに新鮮な息吹を

Macのデスクトップは、日々の作業効率を左右するだけでなく、個性を表現するキャンバスでもあります。
その中でも、動きのある壁紙は、単調な画面に生命感と彩りを与え、気分転換にも役立ちます。
そこで今回は、Macの標準機能で設定できる動く壁紙の種類と、その具体的な設定方法について解説します。

□ macで動く壁紙の種類

Macで利用できる動く壁紙は、大きく分けてシステム設定から選べるものと、自分で追加できるカスタム画像に分けられます。

*システム設定から選ぶ

macOSには、標準でいくつかの動く壁紙が用意されています。
これらは「ダイナミック壁紙」と呼ばれ、時間帯や天候に応じて自動的に変化するものが含まれています。
例えば、「地球」のカテゴリには、現在地の時刻に合わせて明るさが変化する美しい地球の空撮画像があります。
また、「風景」や「街並み」といったカテゴリにも、ロック解除時やスリープ解除時にアニメーションが再生される「空撮」タイプの壁紙があり、ドラマチックな景観を楽しむことができます。
これらの壁紙は、システム設定から簡単に選択・適用できるため、手軽にMacの雰囲気を変えたい場合に最適です。

*内蔵壁紙の動く種類

macOSに標準搭載されている動く壁紙には、主に以下の種類があります。

  • ダイナミック壁紙
    時間帯や天候に応じて、壁紙の見た目が自動的に変化します。
    例えば、明るい昼間の風景が、夜になると星空に変わるといった具合です。
    これは、単なる静止画ではなく、時間とともに移り変わる自然の美しさをデスクトップで再現するものです。
    日中の活気ある光景から、夜の静寂な星空へと変化する様子は、見る者に穏やかな感動を与えてくれるでしょう。
  • 空撮(アニメーション)
    Macのロック解除時やスリープ解除時に、美しい風景の空撮映像がアニメーションで再生されます。
    これは、スクリーンセーバーとしても利用でき、Macの起動時に特別な演出を加えることができます。
    まるで、映画のオープニングのように、息をのむような絶景が目の前に広がる体験は、Macを起動するたびに特別な気分にさせてくれます。
    広大な大地や、雄大な自然の映像は、日々の喧騒を忘れさせてくれるような効果も期待できます。
  • 空撮(スローモーション)
    こちらも空撮画像ですが、設定した間隔で画像が切り替わります。
    静止画でありながら、写真の移り変わりによって動きを感じさせます。
    これは、連続した写真が滑らかに切り替わることで、あたかも映像を見ているかのような錯覚を生み出します。
    例えば、雲がゆっくりと流れる様子や、波が静かに打ち寄せる様子などが、写真の連続によって表現されることで、穏やかながらも確かな「動き」を感じることができます。
    静止画の美しさと、映像のような滑らかさを併せ持った、ユニークな壁紙と言えるでしょう。

これらの内蔵壁紙は、macOSのアップデートによって追加・更新されることもあります。
新しいバージョンのmacOSにアップデートするたびに、どのような新しい動く壁紙が追加されているかを確認するのも楽しみの一つです。
常に最新の美しい映像体験を提供してくれるため、飽きることなくMacのデスクトップを彩ることができます。

□ macで動く壁紙の設定

Macで動く壁紙を設定する手順は、システム設定から変更する場合と、自分で用意したカスタム画像を追加する場合で異なります。

*システム設定での変更方法

  1. Appleメニューから「システム設定」を開きます。
    これは、Macの様々な設定を変更するための中心的な場所です。
  2. サイドバーを下にスクロールし、「壁紙」をクリックします。
    壁紙に関する全ての項目がここに集約されています。
  3. 表示されるカテゴリの中から、お好みの動く壁紙を選択します。
    地球、風景、街並みなど、魅力的なカテゴリが用意されています。
  4. 壁紙によっては、さらにオプションを設定できます。
    例えば、ダイナミック壁紙の明るいバージョンか暗いバージョンかを選んだり、空撮壁紙のスクリーンセーバーとしての利用をオンにしたりすることが可能です。
    これにより、自分の好みに合わせて壁紙の表示を細かく調整することができます。
    例えば、明るい昼間の光景を好むか、落ち着いた夜の雰囲気を好むかなどを選択できます。

*カスタム壁紙の追加方法

自分で用意した動画や画像を動く壁紙として設定したい場合は、以下の手順で追加できます。
これにより、Macのデスクトップをさらにパーソナルな空間にすることができます。

  1. 「システム設定」を開き、「壁紙」を選択します。
  2. 「あなたの写真」セクションまでスクロールし、「写真を追加」ボタンをクリックします。
  3. 「写真から選択」または「ファイルを選択」をクリックして、使用したい画像ファイルを選びます。
    お気に入りの写真や、自分で撮影した風景写真などを壁紙に設定できます。
  4. 写真アプリ内のアルバムやフォルダを壁紙として追加することも可能です。
    これにより、写真アプリに整理された写真群を、まとめて壁紙として利用できるようになります。
  5. また、「システム設定」を開かずに、Webで見つけた画像やMacに保存されている画像をデスクトップの壁紙として直接設定することもできます。
    Safariで画像を表示した際に右クリックし、「画像をデスクトップの壁紙として使用」を選択するか、Finderから画像を右クリックして「デスクトピクチャを設定」を選択します。
    これにより、思い立った時にすぐに壁紙を変更することができ、非常に便利です。

*カスタム壁紙の削除方法

追加したカスタム壁紙を削除したい場合は、以下の手順で行います。

  1. 「システム設定」を開き、「壁紙」を選択します。
  2. 削除したい写真、フォルダ、またはアルバムの上にマウスポインタを置き、表示される削除ボタンをクリックします。
    これにより、不要になったカスタム壁紙を整理することができます。
  3. ただし、現在壁紙として設定されている画像は、この方法では削除できない場合があります。
    その場合は、一度別の壁紙に変更してから削除を行う必要があります。

□ まとめ

Macで動く壁紙を設定することで、デスクトップに新鮮な息吹を吹き込むことができます。
macOSに標準搭載されているダイナミック壁紙やアニメーション付きの空撮画像は、手軽に美しい変化を楽しめる選択肢です。
さらに、自分で用意した画像や動画をカスタム壁紙として追加することで、よりパーソナルなデスクトップ環境を構築することも可能です。
システム設定から簡単に変更できるため、気分に合わせて壁紙を切り替えて、Macでの作業をより快適に、そして楽しくしてみてはいかがでしょうか。
日々のPC作業に彩りを加え、モチベーションを高めるためにも、ぜひ動く壁紙の活用を検討してみてください。